カレーで有名な東京の神田のSPICE NERDに行ってきた。
神田といってもどちらかといえば「神保町」のほうが有名なカレー屋さんが多いが、ここはあえての神田。https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13315940/
SPICE NERDは「スパイスオタク」といった意味だが、確かにオタクの聖地、秋葉原からも徒歩圏内だ。
神田駅前のガード下、ごちゃごちゃした飲み屋街の一角にある。決しておしゃれな立地ではない。神田は初めて訪れたが、新橋のサラリーマンが飲むような、あの雰囲気に似ていると思った。

いりこだしのティムルチキンカレー
注文したのは「いりこだし汁のティムルチキンカレー」、1,500円。
ティムルというのがよくわからないまま頼んだが、これが良かった。いりこの出汁がしっかり効いている。スパイスと和の出汁が喧嘩せずに同居していて、飲めるカレーという感じだ。
もう一種類あったので、あいがけにしたかった。しかし売り切れ。カレー屋でよくあるパターンである。悔しい。

本日のアチャールがカツオだった
前菜に「本日のアチャール」を頼んだ。アチャールというとインドの漬物のイメージだが、出てきたのはカツオのマリネだった。しかもちゃんとスパイシーに仕上げてある。
カツオとスパイス。普通の店では出会えない組み合わせで、これがなかなか面白かった。

「カレーに合うワインを」という無茶ぶり
この店は自家製ジンとワインが売りらしい。
ワインを頼もうとしたら「お料理に合うものをお持ちします」と言われたので、「じゃあカレーに合うワインを」と少し無茶を言ってみた。
出てきたのはオレンジ色のイタリアンワインだった。名前は忘れた。しかしちゃんと要求に応えてくれたのが嬉しい。

ジンも頼んだ。これも名前は忘れたが、エスニックジンというやつだ。スパイス料理に合う設計になっているのだろう。
そして隣の4人組の話をしよう
彼らの会話が興味深かった。旅行の話、音楽フェスの話、ドラムをやっているという話、ベースを始めたけれど挫折した話。
さらにはスリップノットが好きで、「枯葉」のアレンジが良いという話まで聞こえてきた。
(後日調べたが、スリップノットは「枯葉」をカバーしていないようだ。聞き間違いだったのか、彼らが何かと混同していたのか、真相は不明である。)
もう一人は、マキシマムザホルモン経由でスリップノットにハマったと言っていた。これはあるあるだ。思わずうなずいてしまった。というか、軽くヘドバンしていた。一人で。
いかにも東京に住んでいて、少しお金と心に余裕のありそうなサラリーマンという感じである。
問題は、彼らが階段側にいたことだ。
店員さんが上がってくると、まず彼らのテーブルに捕まる。次々と注文が飛ぶので、そこで足止めされてしまう。こちらまで来てくれない。「ワインをお持ちします」と言ったきり戻ってこず、何度か呼んでようやく来てくれた。
最後に店員さんから謝られてしまった。そんなに悪い気はしなかった。
悪いのはあの4人組だ。
いや、あの4人組も別に悪くないのだけれど。
そんなことを考えながら、少しモヤモヤした気持ちを抱えて帰路についた。
まとめ
カレーは1,500円だが、酒を頼むと4,000円台になる。基本的に飲む店なのだろう。妥当な価格設定だと思う。
料理は文句なしに良かった。スパイスと出汁、スパイスと酒。この店にしかない組み合わせがある。
次に行くときは1階のカウンターに座ろうと思う。

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