ブログを再開してしばらく経つ。記事もそれなりに増えてきた。
そこで気づいたことがある。揚げパスタ(カリカリパスタ)の記事だけが、毎日読まれ続けているのだ。

分析記事は読まれず、揚げパスタは読まれる
スプラトゥーンのXマッチの立ち回りを何時間もかけて分析した記事がある。AIと相談しながらデータを整理し、失敗の原因を突き止め、教訓までまとめた渾身の一本だ。
読まれていない。
一方、セブンイレブンで揚げパスタを見つけたという、片手間で書いた記事がある。写真を撮って、美味しかったと書いて、後日行ったら売っていなかったというだけの記事だ。
こちらは今や30PV。毎日じわじわ伸び続けている。
理由はわかっている。「セブンイレブン 揚げパスタ」で検索する人が一定数いて、書いている人が少ないからだ。ニッチな需要に偶然ハマったのである。
労力と結果が比例しない。これがブログの現実らしい。
しかし私は揚げパスタを探していない
ここで白状しなければならないことがある。
私は揚げパスタが好きだ。大好きと言っていい。このブログには過去に「揚げパスタにハマった話と禁止された話」という記事まで書いている。
にもかかわらず、一度買って以来コンビニで揚げパスタを探していなかった。
コンビニには寄る。惣菜コーナーの前も通る。しかし積極的に探してはいない。読者の方が私より真剣に揚げパスタを探しているのではないか。
大好きなのに作らない、探さない
考えてみると、揚げパスタとの距離感は昔からこうだ。
自分で作る気にもならない。たまに思いついたように、半年に一回くらい作る。それくらいの頻度である。
そもそも揚げパスタは世の中ではマイナーなメニューだ。屋台のフードや居酒屋のおつまみとしては一般的なのに、店のレギュラーメニューにあることすら珍しい。
そんな食べ物がセブンイレブンに売っていたのだから、あのときのテンションの上がり方は当然だった。
しかし、わざわざ探す気にならないということは、自分にとっても実は大した需要ではないのかもしれない。好きだけど、なくても困らない。そういう存在なのだろう。
それでも探すことにした
台湾の元デジタル大臣オードリー・タン氏がITとデジタルの違いについて、「ITは機械とのやりとりだが、デジタルは向こう側に人がいる」という趣旨のことを言っていた。
30PVという数字の向こうに、揚げパスタを探している誰かがいるかもしれない。少なくともネット上では。
私が探すのをやめていた間も、その人たちは探していたわけだ。
「どうせ読まれない」「収益化なんて夢のまた夢」
そんなことを思っていたが、意外なところで読者がいるようだ。何か自分が書きたいことを発信して、読んでくれる人がいる。これこそブログの醍醐味かもしれない。
だから探しに行った。
無い。
どの店舗にも置いていない。それどころか、セブンイレブンの宅配サービス「7NOW」まで導入して調べてみた。他の惣菜は普通に検索で出てくるのに、揚げパスタだけ出てこない。つまり販売終了と見て間違いなさそうだ。
幻の商品を追ってアプリまで入れる中年男性。我ながら滑稽である。
レンコンチップスは買った
代わりにレンコンチップスを買ってみた。
美味しい。確かに美味しいのだが、揚げパスタを見つけたときのあの感動には及ばない。あれは味の問題ではなく、「まさかこれがコンビニに」という驚きが半分を占めていたのだと思う。
読者の期待に応えられず申し訳ない気持ちである。もし見かけた人がいたら教えてほしい。

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