松屋で「ネオカシミールカレー」を食べた。ハンバーグ入りにした。
先日はほうれん草とカッテージチーズのカレーを食べたばかりだが、松屋はまた新しいカレーを出してきた。最近の松屋は、カレーにかなり力を入れている。

元ネタはマイカリー食堂
このカレーは、松屋フーズ系列のカレー専門店「マイカリー食堂」の人気メニュー、カシミールカレーを松屋流にアレンジしたものらしい。マイカリー食堂版は、イカ墨やカラメルを使った、黒っぽくてサラサラした激辛カレーだという。 そもそも同じ系列だが、同じもを出しているというわけではないようだ。松屋は松屋、マイカリー食堂はマイカリー食堂である。こだわりを感じられて良い。
それの「ネオ」版というわけだ。
銀座デリーのカシミールより、トロトロ
カシミールカレーといえば、本家は銀座デリーである。以前食べたデリーのカシミールカレーは、黒くてサラサラしていて、辛さが鋭いカレーだった。
松屋のネオカシミールは、それよりだいぶトロトロしている。色も黒というより、少しまろやかな色合いだ。ルーの中にチーズのようなものが溶け込んでいて、それがこの色とマイルドさを生んでいる気がする。
それでも、ちゃんとスパイシーではある。
味噌汁が付く
そして、味噌汁が付いてくる。
カシミールカレーに味噌汁。これはもう、紛れもなく松屋である。ほうれん草カレーのときもそうだったが、どんなカレーが来ても、最後は松屋に着地する。それが松屋の良さでもある。
とはいえ、カシミールカレーという名前のカレーを気軽に食べられる場所はそう多くない。680円からで、近所の松屋で食べられるなら、それだけで価値があると思う。
ご飯は大盛りにすべき
一つ注意点がある。カレーの量が多いので、普通盛りだとご飯が足りなくなる。
店内に「ランチタイムはごはんおかわり自由」と書いてあったので、それを当てにしておかわりを頼んだ。
「カレーは対象外です」
と言われてしまった。残念。
ちなみに、ご飯は大盛りや特盛無料である。

これから食べる人は、最初から大盛りにしておくのがいいと思う。
このカレーは、かなりカシミールだ。そして、松屋っぽくない。
ほうれん草カレーのときは、見た目こそパラックパニールでも、味は紛れもなく松屋のカレーだった。どんなカレーが来ても最後は松屋に着地する。そう思っていた。
ネオカシミールは違った。ちゃんとカシミールカレーの方を向いている。スパイスの効き方も、後から来る辛さも、松屋のいつものカレーとは別物だ。
それでいて、食べやすい。デリーのカシミールのように、辛さに挑む覚悟はいらない。トロトロのルーとマイルドさが、その鋭さを和らげている。
本家のサラサラした激辛ではないが、カシミールの味がする。しかも松屋の値段で、近所で食べられる。一回目にピンとこなかったのは、たぶん「松屋のカレー」を期待して食べたからだ。カシミールカレーとして食べれば、ちゃんと美味しい。
本家のカシミールカレーは、辛さへの挑戦
名古屋でカシミールカレーといえば、中日ビルである。
2024年にリニューアルした中日ビルディングは、東海初のブルーボトルコーヒーが出店したことでも話題になったが、ここに東京の老舗カレー店デリーが入っている。

そこでカシミールカレーを食べたことがある。黒くてサラサラしたカレーで、とにかく辛い。本場のカシミールカレーは、もはや辛さへの挑戦である。辛いものが好きな人にはたまらないだろうが、そうでない人はかなりの覚悟が必要だと思った。
松屋のネオカシミールは、それよりだいぶトロトロしている。色も黒というより、少しまろやかな色合いだ。ルーの中にチーズのようなものが溶け込んでいて、それがこの色とマイルドさを生んでいる気がする。

それでも、ちゃんとスパイシーではある。辛さはデリーほど鋭くはなく、松屋らしい安心感の中に収まっている。そもそも、本家は店舗が少ないので、食べる機会もなかなかないだろう。松屋はその分全国展開している。良くも悪くも庶民的な安心感がある。
本家に挑む前の入門編としても、ちょうどいいかもしれない。

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