スプラトゥーンのハマる要素
なぜ、ゲームから離れていたアラフォーの私が今さらスプラトゥーンにハマってしまったのだろうか。
それは、「適度なギャンブル性がある」ということに尽きる。
※私は、普段は野良(後述)でプレイしており、それを前提で話している。
まず、スプラトゥーンというゲームは大きく対戦型の「レギュラーマッチ」「バンカラマッチ」(「Xマッチ」)と協力型の「サーモンラン」という2つのタイプの種目に分かれる。
ここで、私がメインに行っているのは「バンカラマッチ」「サーモンラン」であるが、最近はサーモンランのほうが圧倒的にプレイ比率が大きい。しかし、協力か対戦かというのは個人的にあまり関係はなく、上記の「適度なギャンブル性」「段階的な目標」というポイントでは共通しているのである。
ここで、「ランダム性」の話をしよう。 完全ランダムなゲームといって何を思い浮かべるだろうか。私は真っ先に「じゃんけん」が思い浮かぶ。しかし、じゃんけんは順番を決めたりするのに使われることが多いが、いい年してじゃんけんそのものにハマる人は少ないだろう。 完全に運任せのゲームはそれ単体ではあまり面白くない。 対して、広く知れ渡っている覇権ゲームの「麻雀」やボードゲームの「カタン」などは運要素も強いが、それをある程度実力でカバーできる要素があり、それが多くの人を惹きつけているといえる。 また、囲碁や将棋は実力の要素が強く、そこまで万人受けはしないものと思われる。
スプラトゥーンは、その運要素と実力要素が適度に絡み合ったゲーム設計だといえる。
スプラトゥーンのランダム性とは?
では、スプラトゥーンのランダム性とは何だろうか?それは、バンカラマッチの場合は「味方運」「敵運」
サーモンランの場合は「味方運」「敵運(湧き方)」「武器編成運」「ステージ運」である。
後者サーモンランのほうが運要素が強いことが分かるだろう。つまり、運次第で目標達成できるのである。これが、私が特に後者にハマっている理由である。
順番に解説していきたい。
味方運、敵運
スプラトゥーンは特定の「フレンド」とチームを意図的に組むことも可能であるが、そうでない場合はネット上のプレーヤーとランダムでチームを組まされる。これは、実力差が出すぎないよう近いランク帯の人と組まされるのだが、やはり幅があるのでそこも運の要素が絡む。当然、対戦のバンカラマッチは味方運だけでなく、敵運もある。
また、サーモンランにおける敵はCPUであるが湧き方にもランダム性があり、寄せられるオオモノが多いとクリアしやすい。
野良のスプラトゥーンで勝利する最大のポイントは、正直「強い味方を引く」である。いくら自分が良いプレイをしても、味方がダメなら負けてしまう。そのため、敗けても次には勝てるかもとのことでいつまでも継続してしまうのである。
武器編成運
サーモンランの場合は、その回のシフトによりランダムで武器編成が決まる。そのため、良い編成なら勝てるかもと思ってしまうのである。
ステージ運
ここでいうステージ運とは、サーモンランにおける「通常潮」「干潮」「満潮」といった潮の変化に加え、「グリル」「ハコビヤ」などの特殊Waveのことを指している。シフトごとに変わるステージ自体は固定なのでここでは考慮しない。
潮や特殊Waveごとに難易度が異なるため、簡単なものが来れば「今回は勝てるかも」と思ってしまうのだ。
まとめ
整理するとこうだ。
スプラトゥーンには大きく分けて、対戦の「バンカラマッチ」と協力の「サーモンラン」という2つの柱があり、どちらにも運要素が絡む。特にサーモンランはステージ運やWave運の影響が大きい。一方で、バンカラマッチは運要素もあるが、どちらかというと純粋に実力が試される場だ。
つまり、サーモンランは「運要素を実力でねじ伏せる楽しさ」があり、バンカラマッチは「実力を積み上げていく楽しさ」がある。どちらにしても最後は自分の腕を磨いていくしかない――だからこそ、プレイは楽しいのである。
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